
銭ゲバのストーリー・あらすじ
蒲郡風太郎(松山ケンイチ)はとても貧乏な家庭に生まれ育ちました。
父親である蒲郡健蔵(椎名桔平)は働きもせず何かと言えばすぐ暴力をふるうダメ親父。母親の桃子(奥貫薫)は病弱な体で家計を支えるものの、給食費も教科書代も払えず、子ども時代の風太郎(齋藤隆成)は学校でいじめにあう日々を過ごしてきました。
そして、風太郎が5年生のある日、母は体調を崩し、薬を買うお金もないまま死んでしまうのでした。この事実は風太郎の心に大きなキズを残します。
「おかあさんはお金がないから死んだ」
それからの風太郎は、唯一、お金だけを信じられるものとして生きていくことになるのです。ときに盗みを働き、ときに人を殺しながらも・・・。
日本テレビ系 土曜9時~
出演者:役柄など
蒲郡風太郎(松山ケンイチ):貧乏な家庭に生まれ育つ。母親が死んだのはお金がないせいだと思い、それ以来、お金があれば何でも手に入ると考えて行動するようになる。 三國緑(ミムラ):三國造船の社長令嬢。風太郎とは子どもの頃にちょっとした因縁がある。偶然、風太郎と再会する。 荻野聡(宮川大輔):刑事。殺人事件について捜査しており、犯人として風太郎のことを疑っている。 三國茜(木南晴夏):緑の妹。頬にアザを持っている。
主題歌
「さよなら」かりゆし58
最近のドラマにしては、とにかく暗い、というのが銭ゲバを見た人の率直な感想ではないでしょうか。
子ども時代の風太郎役に、前クールで流星の絆の子役を演じた齋藤隆成くんが起用されていることや、子ども時代とオーバーラップさせながら進んでいくストーリー展開に、どうしても流星の絆と比べてしまう人も多いでしょう。
劉生の絆でも、子どものときに両親を惨殺された兄弟というシリアスな設定がされていましたが、ストーリー自体は適度なコメディタッチで進んでいったので、いい意味で肩すかしを食らったドラマでしたよね。
今回の銭ゲバでは、そういった逃げ道も用意されてません。100円のお金にも事欠く極貧生活、父親はろくに働きもしない暴力親父、ちょっとした行き違いから泥棒扱いされたり、学校ではいじめにあったり、さらには母親が病気になっても薬を買うことすらできず死んでしまうという救いようのないストーリーが展開していきます。今の時代だからこそ、このシナリオを映像化しようとしたのか、どうにも土曜の9時という時間帯にはいささか重すぎるような気もしないでもありません。
しかし、そのような境遇の中から、銭に執着して生きていくことになる風太郎を、演技派の松山ケンイチがいかに演じていくか、というのがこのドラマの最大にして唯一の見どころと言えるでしょう。
銭ゲバの原作はジョージ秋山が描いた漫画で、既に完結しています。文庫版や電子書籍版も出ており、安く手に入れることができるので、読んでからドラマを見るか、見終わってから原作を読むか迷っている人もいるでしょう。なかなかヘビーなストーリーなので、原作を読んで心構えをしてから見たいというのも分からなくもありませんが、ネタバレしたドラマは見ていてもいまいちおもしろくないので、少し我慢してみるのもいいかも知れませんね。
松山ケンイチ主演の銭ゲバの特殊メイク秘話